田を起こし、水を張る。
江田集落
さて、田植えに向けてもう一踏ん張り。
田植えまでの流れとして、水を張る準備に取りかかります。
田んぼに水を溜め込む前に、
畦の周りに、波板を張り巡らせます。
棚田は構造上、田んぼに水を溜め込むと地下に浸透しやすく水の持ちが良くありません。
また、ミミズや、カニ、モグラといった生物に穴をあけられて水が排水してしまうことも多々あり、これらを防ぐためにも波板をしっかり張ることは大切な作業。
直立に立てると、水の重みで内側に倒れ込んでしまうため
外側に向けて斜めに打ち込めるなど、少しの工夫が必要。
この行程を怠ると、これから4ヶ月の水管理に大きな影響を及ぼすので
しっかり波板を打ち込んでいきます。
神山町地域おこし協力隊 / 植田彰弘
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