水路清掃
江田集落
田に”水”をひくこと。
平地の稲作では、蛇口ひねれば水がすぐにでるそうだけど
中山間の山間ではそうもいきません。
ぼくらは、江田集落に流れる「江田谷川」から大切な水をいただいてます。
管理する11枚の田んぼには二本の水路があり、江田谷川から
ミネラルたっぷりの自然水を流し込みます。
昨年度の9月に水路を締め、約8ヶ月間野ざらしにされた水路。
ご周知の通り、荒れ果て土や葉が覆い被さった状態です。
この水路をスコップと、草刈り機片手に清掃します。
水を含んだヘドロみたいな土や、茂みになった草木。
今年一年お世話になる水路は、感謝と豊作願いを込め丁寧に清掃しました。
気になった点は来年度以降の情報共有として書き出しておきます。
1.新しい田んぼの水路について
●川の入り口は、鉄の棒を用いて石を傾け、水量を確保する
●黒パイプのスタート地点については、パイプの高さを並行にし流れを保つ
●黒パイプを一点ずつ洗いだす
●水路の各箇所について、水がオーバーフローしないよう確認する
2.旧水路について
●川の入り口から、お宮さんの出口まで水路を掃除
●6枚目の水口以降も清掃し、下に流れるように調整
水路に水が流れる集落。
水が流れる音。
田植えまでもう少し、情緒溢れる初春の風景です。
(神山町地域おこし協力隊 / 植田弘)
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